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三工社の仕事 〜 従業員へインタビュー 〜

M.K
所属:技術本部 技術部

これが私の仕事

 私の主な担当はATS地上子(信号の見落としや列車の速度超過などを運転士に知らせ、列車のブレーキを自動的に作動させるために、車両側と情報のやり取りを行う製品)、ATS地上子取付金具、信号機類の機構設計です。開発業務の流れは、まず、お客様の要求に合わせ机上検討を行います。必要に応じてお客様と打合せをします。設計をする際は、コストダウンも考慮し、加工方法を検討します。次に、構造解析で強度に過不足がないかを検証し、その後、試作品を製作します。試作品の製作に当たっては、協力会社と価格交渉をすることもあります。試作品が完成したら、JIS規格(日本工業規格)で試験を行い、試験で問題がなければ量産のための製作図面を作成することになります。

今までの仕事で一番うれしかったこと

 入社して初めて担当した信号機の試作品が完成した時の感動は、今でも仕事の原動力となっています。机上検討から製作図面を作成するのに1ケ月もかかり、板金業者と塗装業者に見学に行って勉強をさせていただきなから、試作をお願いしました。届いた部品を組み立て終え、信号機を点灯させた時は嬉しくて一緒に写真を撮りました。
 当社では技術開発の成果を発表する技術発表会が毎年開催されています。踏切警報灯の鋳物設計に挑戦し、その成果を技術発表会で発表する機会がありました。その結果、社長賞をいただくことができました。様々な開発業務を経て、現在は自分の得意分野であるATS装置関係の業務に戻りました。今年の技術発表会では、地上子取付金具の開発について発表し、再び社長賞を受賞することができました。
 設計がうまくいかない時もありますが、努力が実った時はとても嬉しいです。

休日の過ごし方

 子供とショッピングモール、公園、動物園や水族館に行くことが多いです。電車で出かけた際には、線路を見ていて「あれはお母さんが設計した製品だよ!」と叫んでいることもまれにあります。

1日のスケジュール

※今は子供が小さいため、保育園の送迎をしながら朝・夕の各1時間の短時間勤務をしています。